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この週末、靴教室2足完成を迎えました。
まずこちら。
サンドベージュのストラップチャッカブーツ。
絶妙な毛足の粗さのベロアを使用していて、この手の靴との相性は抜群です。
上品に仕上げたい靴だともちろんもっときめ細かい毛足のものを使用しますし、
逆にワークブーツなんかだともっと粗めのほうが雰囲気でます。
同じ起毛革でもそのへんのさじ加減がとても重要なんです。
3足目ともなると慣れてきてスピードも上がりますね。
何足つくっても工程を全く覚えていないと笑っていらっしゃいますが、
工程は覚えていなくても、作業をする手つきなんかは確実に変わっていますよ。
続いてこちら。
こちらは初めての1足。
いきなり難易度の高い(というか手が込みまくっている)カントリーブーツに挑戦なさいました。
良く初めての方に簡単でシンプルなものから始めた方がいいですよねと聞かれます。
とっかかりやすさや、完成のまでの早さという意味では確かにそうです。
ただ僕は自分がつくりたい、履きたいと思うものをつくるのが一番いいと思っているとお伝えします。
それが1番楽しさと喜びを感じられると思っていますので。
とは言っても実際のとこ途中で多少は心折れるんですよ。笑
終わりの見えない細かい作業。しんどい地味な工程。。
だけど、ヒィヒィ言いながらも完成を迎えた時のいい顔ったらないですから。
今回のこの方も、今までの皆さんも、すんごいいい顔してくれますから。
それをいつも見せていただいているので、次も言えるんです。
履きたいのつくるのが一番いいですよと。
まだまだ寒いですが、少しづつ少しづつ春の気配がしてくるこれからの時期に
なんとも気分の上がりそうなブーツになりましたね!
お2人完成おめでとうございました!!